「タコとセロリのさっぱりグリーンソース」市販品で簡単に♡

コクハク編集部
更新日:2022-03-15 06:00
投稿日:2022-03-15 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷のイタリアン「Petalo」の酒匂駿佑さんに、お手軽だけどおいしい鉄板メニュー「タコとセロリのさっぱりグリーンソース」のレシピを教えていただきました。

2つの食材を合わせるだけ

 市販のもので代用すると簡単なのがこちら。

「店では水ダコを使っています。一度冷凍し、繊維を壊してから使用しています。セロリをカットしてピクルス液に漬けるだけ。ピクルス液も市販のもので構いません。ソースのベースを作り、カットして2つの食材を合わせるだけなんで簡単おつまみです。エビなど他の魚介に合わせてみてもおいしいです」

 ヴェルデとは緑の意味。イタリアンパセリは葉のみを使用し、茎は使わないほうが鮮やかな緑が出ます。

 油漬けになっているアンチョビーは魚の臭みが出るので油切りをしっかりしたほうがイタリアンパセリの香りが立ち、“グリーン”のインパクトが強くなりますよ。

【材料】

・茹でダコ 1本
・セロリ 2分の1本
・ピクルス液 200㏄
<ヴェルデソース>
・イタリアンパセリ 2パック
・ケッパー 小さじ1
・アンチョビー 小さじ4分の1
・きゅうりのピクルス 8分の1
・レモン汁 小さじ2分の1

【レシピ】

(1)セロリをスライスし、ピクルス液に一晩漬ける。

(2)ボイルダコを好みの大きさにカット。

(3)イタリアンパセリは葉だけをちぎり、油切りをしたアンチョビーと<ヴェルデソース>の材料をまとめてミキサーなどに入れ、ペースト状にする。

(4)1からセロリを取り出し、タコと3と和える。

本日のダンツマ達人…酒匂駿佑さん

さこう・しゅんすけ
 1994年、大分県生まれ。中学卒業後、地元の中華料理店でキャリアをスタート。姉妹店のサポートをきっかけにイタリア料理に魅了され、18歳でイタリアンに転向。18年の同店のオープンとともにシェフに就任。イタリアンの経験値と知識豊かな実力派。

ペタロ
 イタリア版大衆酒場をテーマに、最高級スライサーでカットした“口に入れるととろける生ハム”が人気。イタリアから取り寄せたトリュフや生ハムなど、生ハムだけで10種以上がメニューに並び、イタリアの郷土料理をベースにした日替わりのつまみにも定評がある。東京都渋谷区渋谷3-21-3 渋谷ストリーム2F(渋谷駅16b出口直結)。

(日刊ゲンダイ2020年2月1日付記事を再編集)

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