紫外線&ウイルス対策 ビタミンC美容の「塗る・貼る・飲む」

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-06-05 06:00
投稿日:2020-06-05 06:00

 紫外線が強まってきたうえに、コロナ疲れやウイルスに負けない身体づくりも気になる今日この頃。こんなとき、デイリー美容に積極的に取り入れていきたいのが「ビタミンC」です。

 ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持をサポートするほか、抗酸化作用やストレスへの抵抗力を強めるはたらきがあると言われています。そこで、時短美容家の並木まきが、日々の習慣にビタミンCを取り入れられる“塗る・貼る・飲む”美容のポイントをお伝えします。

日々のお手入れに取り入れたい3つのケア

1:「塗る」は“朝昼晩”のケアに取り入れたい♡

 ビタミンCを使っている化粧品は、毛穴やニキビの対策のほか、今の時期にはUVケアとしてメラニン生成を抑えてくれる作用に注目したいところ。紫外線から肌を守るコスメとして、初夏から夏にかけては、積極的にお手入れに組み込みたいコスメです。

 ビタミンCを塗った肌は、日光を浴びると刺激になるイメージから「夜ケア以外は、使うべきではない」と覚えている人もいるかと思いますが、実は間違い。コスメの説明書に、“朝昼晩のお手入れに”などと、夜ケア以外も推奨されていれば心配なく使用できます。

2:「貼る」は紫外線を浴びた日に♡

 紫外線を浴びたあとのアフターケアにも、ビタミンCコスメは大活躍。手軽にできるお手入れとしては、ビタミンC配合のシートマスクを使うといいでしょう。

 シミ、シワ、くすみ、ニキビ、毛穴など、お肌のあらゆる悩みに万能に対処できるとされるビタミンCは、角質層のセラミド生成を促進することから、肌そのものをフレッシュに導いてくれる存在。紫外線を浴びた肌は、どこに集中的に浴びたのか自分ではよくわからないことも多いので、まんべんなくケアしたほうが安心です。

 また日焼け後には、十分な保湿ケアが必要なことからもマスクケアがぴったり。「今日はよく日光を浴びた」というタイミングでは、ぜひシートマスクをデイリーケアに組み込んでください。ただし、ヒリヒリするほど炎症を起こしている肌にビタミンCは刺激が強すぎることも。この場合は、低刺激な化粧品等で「冷やす」ケアを優先して。

3:「飲む」は毎日継続して「100mg」を目安に♡

 ビタミンCは、体内で免疫機能を高めるためにも消費されるため、ウイルス対策を意識して積極的に摂りたい人も多いですよね。厚生労働省が推奨する成人女性の1日あたり摂取量は「100mg」。喫煙者はビタミンCの必要性が高いので、推奨量以上の摂取が推奨されています。

 思いついたときに大量に摂るよりも、毎日継続して摂り続けたいので、食生活が乱れていたり日々の食材に含まれるビタミンCの計算がわずらわしかったりする人は、サプリメントに頼るのが手軽です。

 ビタミンCには耐容上限量の設定がないため、健康な人が多少多めに摂取してもあまり心配はいらないとされていますが、過剰摂取は控えたほうが安心です。

時短美容家の並木まきの「塗る・貼る・飲む」はこれ!

 参考までに、こちらは私が使っている「塗る・貼る・飲む」の相棒たち。

 左から、

「オバジ C25セラム ネオ」は、高濃度ピュアビタミンC配合で、即効性を感じられるところが好きな理由。昨年の夏に使い始めて以来、私にとっては「夏の紫外線対策コスメ」になっています。

「リッツ ホワイト ステムパーフェクトマスク」は、ビタミンC誘導体配合。プチプラなのにコットン100%のしっかりしたシートで、保湿力が高いところがお気に入り。

「リポスフェリックビタミンC」は1包の含有量が1,000mgなので、2回に分けて飲んでいます。

 紫外線もウイルスも気になる……をサポートしてくれる「ビタミンC」は、女性にとって何かと頼りになる成分。日々の取り入れ方によっても、期待できるサポートが変わるので、化粧品やサプリメントなどを組み合わせて、上手に摂取してみてください。

(※筆者注:掲載している画像は筆者の私物です。文中の効果は筆者の個人的な感想です)
参考:日本人の食事摂取基準(2020年版)/厚生労働省

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ビューティー 新着一覧


頭皮が硬くなってない?老化を招く“頭皮疲れ”を回避するケア
 現代人はスマートフォンやパソコンなどの端末を毎日何時間も触っています。同じ姿勢や下を向いている状態、首が前に出た姿勢が...
ワントーンメイクでおしゃれ女子に♡ 一番似合うのは何色?
 おしゃれ女子の間で注目の「ワントーンメイク」。統一感が出て、一気におしゃれ上級者が目指す旬顔になることができるんです♡...
ホワイトラグジュアリープレミアムで本当に黒ずみケアできる?
 数ある黒ずみケア商品の中でも人気が高いのが、今回ご紹介する「ホワイトラグジュアリープレミアム」。3回目のリニューアルを...
悩み別!アイクリームの正しい選び方♡ 目元トラブルを解消
 目元のたるみや、なかなか消えないくまにお悩みではありませんか? そんな時におすすめのアイテムが、「アイクリーム」です♡...
栄養士直伝! 便秘,貧血,二日酔いにおすすめのスムージー3選
 野菜やフルーツを一度に多く摂取できるスムージーはビタミンやミネラルが豊富、且つヘルシーなので美容意識の高い女性から根強...
もうパンダ目にならない!原因やメイクのポイント&直し方♡
 朝、しっかりアイメイクをしたはずなのに、夕方鏡を見ると真っ黒のパンダ目になっていた……! そんな経験は、誰にでもあるで...
コレステロール対策に“ライスミルク”を♪栄養士が教える魅力
 ヘルシーかつアレルゲンフリー、コレステロールフリーと魅力的な要素をいくつも持つ「ライスミルク」。ビタミン・ミネラル・食...
愛され顔の作り方♡ まん丸おめめ&涙袋で可愛い印象に!
 TVや雑誌を見ていると、必ず出てくるおしゃれで綺麗な芸能人。そして、SNSには可愛いインフルエンサーが……。そんな毎日...
ティッシュ美容8選♪ メイク直しや美肌ケアに大活躍&裏技も
 私たちの身近な存在である「ティッシュ」。今、このティッシュがメイク直しや美肌ケアなどに使える美容アイテムだと、注目され...
自慢のメイクが“ブス見え”…やってしまいがちな原因&改善策
 自分を可愛く見せるためのメイクですが、やり方を間違えると老けて見えたり、ケバく見えたりと、「ブス見え」になってしまうこ...
クッションファンデの使い方4ステップ&メリットの活かし方
 ファンデーションにはさまざまな種類があるため、付け心地や使いやすさで選びたいですよね。以前までは、パウダータイプかリキ...
色選びも簡単!マスクに小顔効果「シェーディング」の塗り方
 マスクを着用していると、ついついベースメイクをおろそかにしている人も多いでしょう。しかし、鏡を見たときに、メリハリが無...
ヨーロッパ式「洗わないクレンジング」は一度試す価値あり!  
 ヨーロッパのメイクオフは日本に比べて「肌に負担が少ない」と、注目している人も少なくありません。「ヨーロッパに長期滞在し...
女性へのプレゼントにおすすめ♡ ハンドケアアイテム8選!
「ちょっとしたプレゼントを贈りたい!」と思っても、そこまで親しくない相手だったり、好みがわからなかったりすると、何をプレ...
ほうれい線が気になる人必見! 原因&消すための5つの対処法
 多くの女性の肌悩みの代表格である、「ほうれい線」。ほうれい線ができると顔の印象が一気に老けて見られるため、どうにか消す...
肌がゆらぎがちな秋…美肌を保つスキンケアのポイント3つ
 暑い夏が過ぎ去って、気温的にも過ごしやすい秋。つい「お肌のトラブルが少ない季節でしょ?」と思ってしまいがちですが、実は...