安定した生産量と価格で手に入りやすい「もやし」
もやしは、和洋中のほか、エスニックなど、さまざまな料理に使われている便利な食材のひとつ。室内で人工的に発芽させるため、生産量と価格が安定しています。スーパーでは1袋(約250g)が約30円前後で売られており、とってもリーズナブル! おもに緑豆や大豆、ブラックマッペという豆を発芽させたものが流通されていますが、その中でも生産量が多いのが“緑豆(りょくとう)もやし”。
緑豆もやしの場合、100gあたりのカロリーは12kcal。1袋(250g)あたり、約35kcalと低カロリー!また、もやしを食べると小腸での栄養素の吸収速度が穏やかになるため、急な血糖値の上昇を抑える効果があると言われているんですよ。
レンチンでOK! お鍋も包丁も使わないレシピを公開
「サラダやスープを作るのは面倒くさいけれど、メインのほかにもう一品欲しい!」。そんな時は、お鍋も包丁も使わずにできる、もやしの時短レシピを参考にしてみてください。
【材料】
◎もやし/1袋(250g)
★白だし/大さじ1
★ごま油/大さじ1
★白ごま/大さじ2
★塩/小さじ1(なくてもOK)
【作り方】
1. ボウルに★を入れてよく混ぜ合わせておく。
2. 水洗いしたもやしを耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で2分程度加熱し、取り出したら水気をよく取ります。
爆食い予防にも◎! 前菜として食べるのもおすすめ
ついつい食べ過ぎてしまいがちな生理前の1週間、筆者は夕食の前菜として、もやしを200gほどを毎日食べています。もやしは胃腸の中をゆっくりと動くからか自然と爆食いが抑えられ、“生理前に1〜2kg体重が増えて後悔する”という、残念な事態を繰り返さなくなりました。
ただし、もやしは9割近くが水分であるため、もやしだけを食べるダイエットはとても危険です。栄養不足や貧血、生理不順になり、健康を害してしまうことも起こり得ます。あくまでも前菜として食べることを、心がけてみてくださいね。
まとめ
ローコストなうえ、時短で調理できる「もやし」。爆食いを抑制してくれる効果が期待できることから、「ついつい食べ過ぎてしまう」という方にもおすすめの食材です。食費を抑えれば、気になっていたデパコスやファッションにお金を使うこともできますし、女性には一石二鳥ですよね! ぜひ、毎日の食卓に加えてみてください。
〈文・社〉時短美容協会所属/松本かおり・管理栄養士〉
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