1杯330円〆ラー、ポチっ!富山ご当地自販機 2022.9.3(土)

コクハク編集部
更新日:2022-09-03 06:00
投稿日:2022-09-03 06:00
 1日平均乗降人員23.8万人超が利用する、それはもうビッグなビッグな東京メトロ大手町駅。待ち合わせの時間に遅れそうー! と、早歩きで改札を出ると横目に気になる自販機が……。「TOYAMA」の文字ドーン。何これー??

大手町駅にポツンとご当地自販機

 東京メトロ・大手町は池袋に次いで2番目に多くの人が行き交う駅。都営三田線も乗り入れています。界隈の複数の商業ビルも直結していて、わざわざ地上に出ずとも入れてとっても便利。

 この日の筆者は打ち合わせで訪れ、中央改札口を通ったのですが、ものの数歩歩くと、ブルー系の清々しい自動販売機が視界の中に……。近づいてみると(遅れそうなのに)、富山県の名産品が並んでいます。いわゆる、ご当地自販機ってやつだわ。

何はともあれ、お酒のつまみに目が行く

 売られているのは、銭湯の黄色い桶でおなじみの「ケロリン」の垢すりや、かまぼこチップスなるスナック菓子、黒豆茶などなど。素通りできないヤツだ、これ。

 というわけで、蒸しかまぼこの「笹やき」(250円)と、「白えびラーメン」(330円)のボタンをそれぞれポチポチっ、買ってみました。お酒のつまみと締めにいい感じですな。

白えびラーメン、作ってみましょう

 立山連峰、黒部峡谷、富山湾……。自然豊かな富山では「おいしいの宝庫」ですよね。富山湾の宝石とも呼ばれる白えびを使ったラーメン、期待しかない! 早速作ってみました。

 何が嬉しいって? 1食330円のお手頃価格です(スーパーで売っている大手メーカーの袋ラーメンはまた別の話)。コロナ以降、内食需要が高まり、ラーメン専門店の自販機が増えていますが、「1食1000円」なんていう強気なお値段のものも結構ありますよね。でも、買う側にとっては躊躇しちゃうわけですよ。

 嬉しいポイントその2。アラフォーともなると背脂たっぷりこってりみたいな一杯は正直シンドイ。白えびのお出汁だったら、まず心配ないでしょう。

せっかちさんにもぴったり

 麺はストレートの細麺タイプ。美しい。企業のHPを見ると、《パスタ粉と小麦粉をブレンドして丹念に練り上げた》とあります。

 茹で時間も1分半~2分程度と短く、筆者のようなせっかちさんにもぴったり。スープは、どんぶりに熱湯を入れて混ぜればOKです。

 冷蔵庫にあった水菜、エリンギ、生ハム、昆布締めした後の昆布、自家製セミドライトマト(天日干しにハマってます)をトッピングしました。

 いただきまーす。白えびで出汁を取った透き通った塩スープ。えびのうま味が凝縮されていて、ちょっぷり香ばしくもあり、上品でおいしい! アラフォーの締めラーに合います。

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