すし酢を使ってまろやかな味に「トマトとバジルのマリネ」

コクハク編集部
更新日:2019-11-27 06:00
投稿日:2019-11-27 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は札幌・すすきのの居酒屋「おばんざい屋 まる」の平尾由加里さんに、すし酢を使った和風おつまみ「トマトとバジルのマリネ」のレシピを教えていただきました。

すし酢で作る和風マリネ

 マリネといえばイタリアン。なのに、なんとすし酢でできるとは!

「すし酢はブレンド済みなので使いやすい調味料です。果実ベースのワインビネガーよりもアタリがまろやかで、これを使うとマリネも和風になりますよ。日本酒との相性もいいですね。すし酢はやや甘めなので、うちではしょうゆで少し塩味を加えています」

 酸っぱいものが苦手な男性も多いようですが、これなら食べられるという人も多いとか。少量作る場合はビニール袋で漬け込んだほうがマリネ液が少なくて済むので便利ですよ。

【材料】

・トマト 小1個
・玉ねぎ 8分の1個
・バジル 5枚
・すし酢 100㏄
・しょうゆ 小さじ1

【レシピ】

1. トマトは湯むきし、中心が外れないように6等分の切り込みを入れる。
2. 玉ねぎ、バジルはみじん切りにする。
3. ビニールにすし酢、しょうゆ、すべての具材を入れて、冷蔵庫で半日、味をなじませる。

本日のダンツマ達人…平尾由加里さん

▽ひらお ゆかり
 北海道北見出身。長年飲食店で腕を振るい、2013年に同店をオープン。北見出身の母や祖母が作ってくれていたおかずをベースにオリジナルのメニューを創作。和服にかっぽう着姿で店に立つ“ススキノの母”。

▽おばんざい屋 まる
 女将の手作りおばんざいが人気の“すすき野の隠れ家”。元すし屋の大将だけが握る“離れ”だったというカウンターには日替わりの大皿が並び、発想豊かなつまみと酒が楽しめる。喫煙率の高い札幌では珍しい全席禁煙。食材には道産品を積極的に使い、栄養を考えたメニュー作りも心がけている。
札幌市中央区南六条西4丁目 プラザ6・4ビル 1F
℡011・562・5566

(日刊ゲンダイ2018年11月16日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


蔵前の出来立てほやほや名物! 2021.4.19(月)
「東京のブルックリン」などといわれる街、蔵前(台東区)。数年前からそう呼ばれることが多くなり、雑誌の街歩きやオシャレスポ...
「豚肉のネギまみれ」ネギの辛味が豚肉のウマ味を引き立てる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・新橋の割烹「銘酒処 木曽路」の丸山陽三さ...
「ホタルイカのふきのとう味噌」旬の素材爆発の究極のツマミ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...
スーパーの安価なマグロが早変わり!「ねっとり漬けマグロ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...
「空豆のからすみはさみ揚げ」一品で2つの風味が味わえる!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...
「春かつおの梅しそ酒盗和え」季節感あるさっぱりした味わい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...
「レンコンの醤油焼き」味と香りとサクサク食感を楽しめる!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、大阪・福島の割烹「お酒とさかな かけはし」の梯...
「ペヤング獄激辛カレー」を食べてみた 2021.4.10(土)
 今年の1月にまるか食品から“獄激辛シリーズ第2弾”として発売されて以来、SNSやYouTubeを賑わせている激辛のペヤ...
「フレッシュマッシュルームのサラダ」薄く切るほど美味しい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・四谷三丁目の「Beer, etc.」の鵜...
「ほうれん草と卵のナムル」計量スプーンで手軽にタレ作り!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・四谷三丁目の「Beer, etc.」の鵜...
市販のサラチキで簡単おつまみ「鶏むね肉のカチョエペペ風」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・四谷三丁目の「Beer, etc.」の鵜...
「酒呑みのポテトサラダ」燻製たくあんとカレー粉を“後のせ”
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・四谷三丁目の「Beer, etc.」の鵜...
「やみつき白菜」塩昆布&ゴマ油&にんにくの“最強トリオ”で
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・四谷三丁目の「Beer, etc.」の鵜...
スープストックタイリョー 2021.4.4(日)
 一人暮らしです、わびしいです。朝からせっせと食事を作る元気はありません。張り合いもありません。それでも、毎日朝はやって...
甘さと辛さの“無限ループ”に陥る…「ピリ辛ナスの煮びたし」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・築地の「すぽーつ居酒屋おかだ」の岡田晋平...
「ササミとザーサイの和え物」食感と薬味の辛味が小気味いい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・築地の「すぽーつ居酒屋おかだ」の岡田晋平...